人々の営みと「神々」の結びつき

日本国内においても同様、彫刻、絵画などの美術作品と神話や宗教は、長い歴史のなかで人々を結び付けるように人々に愛でられてきたようです。

西洋文化を紐解いていきますと現代にも残された古い建築物の壁画に数多くの名作がみうけられるのは、神々や宗教と美術作品に結ばれた強い関係性を肌で感じ取ることができるのではないでしょうか。

壁から天井に渡る壁画などにおける名画たちは、建物の中に一歩足を踏み入れた瞬間から人々を圧倒するような美しさや存在となり信仰心や布教を各地に広げる大きな役割を果たしたのでしょう。

皆さんも海外の各地を旅行された時に、記憶に残る美術作品を振り返ると多くの神々の姿が思い出されるのではないでしょうか。

人々の営みと「神々」の結びつきは、現代美術の表現方法のなかにも存在するものなのかもしれません。