西洋美術の基礎とは

「エーゲ美術」とは、紀元前3000年頃から発達した「キクラデス美術」「クレタ美術」「ミケナイ美術」を総称するものであるようです。エーゲ美術といってもしっくりこない方が多いのではないかと思われますが、エーゲ美術は、ギリシャ美術とともに西洋美術の基礎となった文明であるとされています。

青銅文明の発展とともに栄えたエーゲ美術は、「アガメムノンの黄金のマスク」などが有名です。アガメムノンの黄金のマスクは紀元前1500年頃につくられた作品ではないかと考えられているようです。

その後紀元前700年頃から発展を遂げるのが「ギリシャ美術」となります。ギリシャ美術もエーゲ美術とともに、西洋美術の柱となって世界的にも知られる文明となります。